tanemaki 2019
3,300円(税込)
畑
北海道岩見沢市栗沢町茂世丑
品種
ピノ・ノワール
ゲヴェルツトラミナー
ソーヴィニョンブラン
レンベルガー
瓶詰日
2020年8月31日
生産本数
497本
アルコール度数
12.0度
醸造過程
野生酵母で醗酵、無補酸、無補糖、無清澄、無ろ過 酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加
注意事項
無清澄剤、無ろ過のため、濁りやオリ、酒石鹸の結晶化したものが含まれることがありますが、品質に問題はありません。また酸化防止剤も無添加のため14℃以下での保存をお願いいたします。
メッセージ
石灰硫黄合剤1 回、ボルドー液5 回、有機JAS 適合殺虫剤1 回、化学合成殺菌剤2 回、化学合成殺虫剤2 回。2019 年の栗沢町茂世丑は結果的にここ数年のなかでも質・量ともに特にいい年となりました。芽出しの頃のカスミカメに対しては農薬に頼らざる得ない状況で、畑を含めた全体の環境とブドウ樹の充実が必要と感じまだ少し時間がかかるのかなと感じました。春先からは例年以上に生育ステージが早く推移し、開花期の積算温度もあり、いい形で結実を迎えました。
結実後のブドウトリバの被害は捕殺では間に合わず農薬により対処しました。病気が出る不安定な天候条件も少なく、もう少し殺菌剤の使用は減らすことが出来たのかもしれませんでしたが、その見極めは経験を積み重ねていくしかないのだと思いました。熟期の天候は安定しており例年より早めに熟したブドウも多く、適熟から完熟までのブドウが中心となりました。ピノ・ノワールなども痛みが少なく充実した収穫となりました。初めにゲヴェルツトラミナーを収穫後、手除梗により粒のまま破砕がない状態で野生酵母が少しずつ動き出すのを待ちました。ピノ・ノワールは収穫後にさらに選果を行い全房でゲヴェルツトラミナーを敷き詰めたタンクに投入しました。セミMC の状況下で最後にSB、LEM を全房のまま追加し、その後は手や足で櫂入れ作業を行い発酵を促し、およそ4 週間後に搾汁、木樽にて9 か月ほど熟成させました。
ビン詰め含めすべての工程でポンプは使わず重力でワインを移動し、酸化防止剤の添加もありません。ハーブやバラの香りに黒系果実の果実味とスパイシーさ、植物的な硬さを骨格に複雑な味わいが感じられます。現時点ではまだ若々しさが目立ちますが果実と酸のバランスもよく熟成を経てワインも丸みを帯び滋味深さが増してくるとよりバランスの取れた味わいになると思われます。
ワインリスト
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LOHAS 2020
3,300円(税込)
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LOHAS 2021
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LOHAS 2022
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kodou 2020
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taiyo 2021
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nakimushi
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